実は先週はブルーノートに Jeff Watts が来ていたし、ビルボードはクリス・デイブの前は Kenny Garette が来ていたりと、今月は大当たりの月でした。しかし時間的、経済的に考えると、そんなにまとめて同じ時期に来られても中々全部は見に行けないので、迷いに迷ったあげく、クリス・デイブを見て来ました。
クリス・デイブと言えば、ケニー・ギャレットのバンドにアルバム Simply Said から加入して、一躍有名になったドラマーです。実はちょうどその当時、私はまだボストンにいました。周りの黒人のジャズドラマーでさえも、クリス・デイブの事を知らなくて、ギャレットのバンドの新しいドラマーは一体誰なんだ!?と騒いでいたのを覚えています。
クリス・デイブは元々はジャズよりも、ゴスペル、R&Bが得意なドラマーで、R&B バンドの Mint Condition 等で演奏していたドラマーです。2000年代に入り、音楽の主流がストレートアヘッドなジャズから大きく変わる転換期に、ケニー・ギャレットも今までとは違ったエッセンスを求めてクリス・デイブを起用したのだと思います。